■日付:1月23日
 ■天気:晴れ
 ■潮回:中潮
 ■場所:三浦東部
 ■お名前:藤田さん
 ■釣果:クロダイ46cm
 ■状況:『昨日は強い西南西の風。なかなか良い釣り場が思い浮かばず、店長に相談していくつか候補を挙げていただき、その中から選んだポイントに向かいました。しかし、先釣者が1人。声をかけて入れていただいても良かったのですが、他のポイントがガラ空きだったのでそちらに入りました。
 ここに来るのは実に9~10年ぶり。景色こそ覚えているものの、水深や根の位置までは全く覚えておらず、手探りの状態で実釣開始しました。
 状況としては、サシエは盗られるものの不鮮明なアタリばかり。棒ウキのトップが抑え込まれ、しばらくすると浮いてくる状態で、色んなタイミングでアワセを入れても全然ヒットに持ち込めませんでした。
 次第に日が傾いてきてエサ盗りが減る等、状況は変わってきたものの、この時点で釣果はアカメフグ1尾のみでコマセも残り時間も少ない状態。
 諦めかけた16:10頃、先述と同様のアタリが出ました。エサ盗りだろうと思いながらアワセると、何やらズシッとした手応え。直後は全然引かず、水面近くまですんなり浮上。「クロダイだ!いいサイズ♪」と思った矢先、反撃するかのようにグイグイと竿を絞り込んでくれました。重量感たっぷりの力強い引きを体感した後にネットイン。ダメダメムードを打破したのは46cmのクロダイでした。
 サシエは生オキアミ。ぷっくりとした大粒のものを選んだことが奏功したように思います。
 魚が釣れてくれるのはどんな形であれ嬉しいのですが、粘った末にキャッチした1尾はより一層嬉しく感じます。それともう一つ、そろそろ寒チヌと呼べる時期だと思うので、食材としても期待大。食べるのも楽しみです♪』
 ■コメント:昨日地磯に出掛けた藤田さんからメールが届きました。強風でポイントが限定、久しぶりのポイントで手探り状態、エサ取り多めでアタリ不明確など不利な状況が幾重にも重なりましたが、終盤に一発逆転の良型クロダイをゲット。藤田さんも仰る通り、苦労を重ねて粘った末の魚は嬉しさが倍増しますね。おめでとうございます!

