食い渋り戦略雑記

こんばんは~、野崎です。

最近のメジナやクロダイの釣果は、日ムラ、場所ムラ、攻め方によるムラがとても大きくなっています。この時期に特に人気の『水深のある場所』もそうですし、『少し奥まった浅場・サラシ場』も同様です。良型メジナやクロダイが連発するケースがある一方で、付けエサ(オキアミ)丸残りが続いたり、エサ取りに包囲されたりと、本当にムラが大きいです。

食い渋った場合、私(野崎)は下記のような対策を考えています。

①食い込みの良い柔らかいエサに変える(ハード加工オキアミから生オキアミにチェンジ)
②深いタナまで入れ込む
③根際やミゾの中を根掛かり覚悟でより一層タイトに狙う
④合わせのタイミングを遅くする
⑤誘いながら優しく聞き合わせる
⑥コマセの打ち方を変える(先打ち多用+後打ちとのサンドイッチ+バラケ打ち主体)

この中で一番即効性があるなぁと思うのが④です。普通のタイミングで合わせても針掛かりしない時は、アタリが出始めてから5秒~20秒以上待つ場合もあります。これに⑤の聞き合わせを併用するとヒット率がグンと上がりますのでぜひ試してみてください!!

その次に効果的だと思うのが③です。デカいメジナやクロダイほど根から離れない傾向が顕著なので、根掛かり覚悟で根際ギリギリ作戦を多用しています。これに⑥のコマセの打ち方を併用すると効果的です。

逆にこの6項目の中で②の優先順位はそれほど高くありません。深ダナへの入れ込みに関しては、どうにもならない時の最終手段として発動することが多いです。

唯一絶対の正解がなく、模範解答もありません。答え合わせもできないですし、同じ局面は二度と現れません。人によって戦略は千変万化。そんな磯釣りの世界に魅了されて止みません。

親父に連れられて初めて磯釣りした日から44年、自分自身の磯釣り釣行データを取り始めてから26年経ちました。かつて将棋の名人がこんな名言を残しました。『辿り来て未だ山麓』。すごい含蓄のある重い言葉です。

答えがない磯釣りの深淵をもっともっと探求したい、その一心でこれからも頑張りますのでよろしくお願いします!!

それでは明日(火)も早朝4:00~18:00まで営業します(^^)/
皆さまのご来店をお待ちしております!!

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