M-1CUPチヌ決勝大会参戦記・前編

5/20(土)と21(日)、広島県宮島で開催されたマルキユーM-1CUPチヌ決勝大会に出場しました!この大会の関東地区予選は昨年4月に久里浜・東電堤防で行われ、まさかの優勝で決勝大会にコマを進めていたのです。

私自身初めての全国大会ということもあって行く前から超ドキドキワクワク!!本当は1か月くらい前から本大会を見据えてコンディションを整えたかったのですが、仕事が超忙しくて結局ほぼ釣りに行けないまま本番を迎えました。

前日の午後に車で現地入り。ETCもカーナビもなく、挙句の果てには高速の降り場所を間違え道に迷って右往左往…。大会書類に入っていた現場周辺地図のコピーを片手に飛び込んだガソリンスタンドの方や、道端で行き方を教えてくれた地元の方が優しかった~。人情味溢れる広島の方々の支えでなんとか無事集合場所にたどり着きました。来年はちゃんと準備して出掛けます(^-^;

5/20(土)AM4時、待ちに待った開会式が始まりました!役員挨拶、競技ルール説明ののち、いよいよ対戦を決める抽選が始まりました。私はゼッケン20番に決定。優勝候補の一人・大知選手と四国の蔵敷選手が対戦相手と決まりました。蔵敷選手とはたまたま駐車場で仲良くなり、開会式も一緒にいたのですがまさか対戦相手になるとは…。お互いの健闘を固く誓い合いました!

今大会には前回大会のシード選手3名、全国の一般予選会を勝ち上がった24名、MFG(マルキユーファングループ)予選会を勝ち上がった6名の計33名が出場。1回戦は3名ごとに11組で対戦し、各組1位と2位の最高重量1名(ワイルドカード)の12名が2回戦に進むルールです。そして2回戦ではマンツーマンで対戦し、勝った6名が翌日の準決勝戦に進むことになります。(トーナメント表と試合結果はこちらです)

渡船でコウゴ東という磯に渡り場所決めの結果、私は海に向かって一番右の釣り座からスタート!1回戦の試合時間は3時間。1時間ごとに時計回りで釣り座をローテーションしていきます。

足元の海藻を観察すると、右に大きくたなびいているのがわかりました。潮は若干当て気味の右流れ、しかも結構速そうです。そこで迷わず5Bの円錐ウキと短めのハリスで仕掛けを組みました。軽い仕掛けも一瞬考えましたが、まずは普段通りの釣りで挑戦してみようと思ったのです。

AM7:00定刻、審判役員2名の合図で試合開始!まずはコマセを7杯撒き(縁起担ぎのラッキーセブンです)、ウキ下2.5ヒロ、食わせオキアミスーパーハードビッグLで第1投。何とエサが残ります。しかし釣り座周辺の水深、潮流・沈み根・落ち込みなどを手探りであちこち探っているうちに辺り一面エサ取りだらけになってしまいました(涙)。

この釣り座は1時間でローテーションするため、悠長に時間を使うことはできません。釣り座右手15m~20mの沈み根付近に少しだけ仕掛けを留めることができる『間』があることを発見したとき、時計の針は既に7:40を回っていました。

『いやぁ~、時間が無いしイマイチ狙いどころが分からない…。どうしよう…。』何をどうすべきか、仕掛け交換すべきか、迷いに迷いながら結局そのまま最初の仕掛けで続行。私自身、練りエサがあまり得意ではないため、予選でも実績が高かった得意のコーンを中心に攻めてみると、半信半疑で狙っていた沈み根付近で1kg位の本命と思しき魚がヒット!!

『よしっ、来たぁ~!これを取れば少し落ち着いた試合運びができるぞ~。』超ドキドキしながら初広島クロダイとのご対面を待ち侘びていたのに、肝心要でまたやってしまいました!!まさかの根ズレで痛恨のハリス1.5号切れ!(>_<)! 普段ならどうにか交わせるであろう、それほど難易度の高くない沈み根と藻に巻かれ、焦ってグイグイやったら切れちゃいました。落ち着いて波に乗っていけるか、焦りばかりが増幅するか、本当に紙一重のところでの失態だけにすご~く痛かったです。この1枚は取りたかった…。

(後編はこちらです)

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