こんばんは。スタッフKです。
先日の夜釣りでのお話。何ものかが掛かってやり取りを始めた途端にウキ止めの上から高切れ。魚に引っ張られて電気ウキが右に左に行ったり来たりを始めました(ここまでは良くあること)。ちょうど1年前にも同じような高切れをしたことがあったのですが、その時はあっという間に一気に数十メートル沖まで電気ウキが疾走していきました(たぶん大アジか得体不明のモンスター)。
しかし、今回の魚は走ったかと思えばすぐに停止。右に行ったかと思えば次は左。目の前約30メートル四方をグルグル走り回りました。そして10分ぐらい経過した頃に今度はこっちに向かってゆっくりと戻ってきて、最後は何とヒットしたポイントに帰還。以後、納竿時までその場から電気ウキ(を背負った魚)は動かなくなりました。
この日は新月。暗闇の海中を広範囲に走り回った挙句に元居た場所(根)にちゃんと戻って来るとは・・・。嘘のような本当の話。おそらくメジナだと思いますがその帰巣本能には本当に驚きました。
電池を入れたばかりで明るい光を放つ魚が付いたままの電気ウキ。納竿時まで釣り座の足下の海底付近で光ったままでしたが、その後はちょうどその辺りで大アジが連発。釣りを長くやっていると理解しがたいことが時々起きますね。とても面白い夜でした。
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