2/23(火) 『釣れるまで帰らん!』釣行記

前日は三浦西部地磯でメジナ釣り。夕マヅメの時合でメジナが連発した余韻に浸りながら、翌2/23(火)はエリア大きく変えて東部地磯でクロダイを狙ってみました。潮回りは大潮。釣り場周辺の海藻の繁茂状態や海底地形などをじっくり観察するため、潮位が低い時間帯に釣り場に入りました。

今年は例年と比べワカメやヒジキ、ホンダワラなどの生育が遅れているようでした。これから乗っ込み本番を迎えるクロダイは『海藻類が繁茂する浅場狙い』が鉄板条件の一つとなるだけに、一抹の不安を覚えながら13:25に実釣をスタートしました。

付けエサは加工オキアミをメインに、エサ取り次第でコーンを使うつもりでした。自立棒ウキで時間をかけてキッチリ水深を測り、底トントン~50cm底切りで攻めてみても一向にアタリが出ません。それどころかオキアミの頭も目玉も残ってくる状態…。そこで根掛かり覚悟で砂地の海底に這わせてみると、たまに根モタレして頭が取れる以外は生命反応皆無でした(涙)。

『いやぁ困った。魚っ気がないぞ…。てっきりフグ&タナゴわんさか状態だと思ったのに。』とぼやき節が出てしまいました。可能性がありそうな場所を何か所か狙っても全くダメで、夕方までアタリゼロ、合わせゼロ、釣果もゼロの撃沈ペースでした(><)

『完全試合で撃沈』が現実味を帯びてきた17:00、根際をタイトに狙いすぎて根掛かり→高切れしたところで方針変更を決断。翌日の早朝勤務に備え、夜戦突入しない予定だったのを急遽撤回し、『釣れるまで帰らん作戦』を発動することにしました(^^)/

まだ明るい時間帯ながら、高切れを機に夜戦に備えて電気円錐ウキに変更。また、残り少ないコマセに海水を注入して無理やりかさ増しして延長戦の準備が整いました。海水を入れ過ぎて味噌汁のようになってしまったのはちょっとやり過ぎでした(^^♪

すると仕掛け変更2投目に今日初のアタリが出現!!『このワンチャンス、絶対に逃すまい!待って待って一撃で仕留めるぞ!』アドレナリンMAXで竿を煽って合わせを入れると何かがヒット!が、本命のクロダイではない。しかもアワセが強すぎたようで、一瞬でスポ~ンと空中に飛び出てきたのは茶色の細長い物体、まさかのギンポ君でした(:_;)『今日はこのギンポ君が最初で最後の魚やもしれぬ…』と考え大切に激写しました。

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ギンポ君をリリースして釣り座に戻るとまさかの展開が待っていました。全く生命感が無かった海が17:05~19:00までウミタナゴ一色に急変したのです。コマセを撒くと辺り一面ウミタナゴで真っ茶色!どこに仕掛けを入れてもオキアミ瞬殺で状況の激変に戸惑ってしまいました。昨日のメジナ釣りが17:00以降生命反応無しの状態になったのとは真逆の展開でした。

『何だこりゃ、参ったな…』と思いながら付けエサをコーンに替えても歯が立たず。ハリの塗装被膜が剥がれないこと、コーンに噛み跡が残らないこと、フグが視認できないことからフグではない魚が失敬している模様。興奮乱舞状態のウミタナゴがコーンを食っているとしか考えられませんでした。しかもウキには1度もアタリが出ませんでした!(>_<)!

ところがウミタナゴの猛攻が19:00にピタリと止みました。徐々に居なくなるのではなく急に何も居なくなりました。そして再びオキアミ完全丸残り状態に。またしても状況の激変に翻弄される展開になりました。

『今日はもうダメだな、それにしても展開が激しすぎる…。ボチボチ帰るかな。』そう思いながら味噌汁コマセをちびちび撒きながら最後の悪あがきをしていた19:30、本日2度目の明確なアタリをキャッチ!!『今度こそ頼むぞ~!』と念力を送って合わせると良型魚がヒット!!メジナのようなスピード感は無く、てっきりクロダイだと思ったその魚の正体は38cm970gの口太メジナでした!(^^)!

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苦労を重ねて粘りに粘った結果がメジナの釣果に結び付いて本当に嬉しかったです。その後、24cmのカサゴ、20cm級のムラソイ、ちっちゃいイソカサゴを追釣したところでコマセ切れ納竿となりました。今後海藻類がもう少し生育し、南西強風で海がかき混ぜられた頃にまたこの場所でクロダイを狙ってみようと思います!

【今回の全釣果】
口太メジナ38cm970g、カサゴ24cm、ムラソイ20cm級×1匹、イソカサゴ×1匹、ギンポ×1匹

【実釣時間】
13:25~20:30

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