1/16(木) 寒メジナ釣行記

1/16(木)は地磯のメジナ釣りに行ってきました(^^)/釣り場到着はAM8:30、9時ジャストに実釣をスタート!!

澄み潮、ベタ凪、サラシもほぼ無い足元周辺をまずは狙ってみましたが、生命感がなくオキアミは丸残り。足元は潮が動かず、打ち込んだコマセが真下に沈下していく様子が丸見えでコマセに集まる魚の姿は1匹も見えませんでした。

10投位やったところで足元周辺は見切り、25mほど沖の根周り狙いに切り替えました。するとこちらは魚っ気があり、糸を引くように円錐ウキがゆっくり入るアタリが何度も出現!!しかし合わせても合わせても空振りが続き、時々ハリに掛かるのはベラばかりでした。

付けエサのオキアミには反応するものの食い込みが極端に渋いようです。そんな状況を見て合わせのタイミングや誘い方を変えてみました。

まずはウキをゆっくり引き込んだところでラインを張って優しく誘うと、ゴンゴンとメジナっぽい振動が手元に伝わるのに、そこでペッと吐き出してしまい針掛かりせず(..)。

次はもっと深くウキを引き込んでから竿先で聴き合わせるようにしても乗らず(._.)。いっそのこと早合わせで掛け合わる方が良いかもしれないと思い、オキアミをむき身にして小さく丸くハリ付けするも掛け合わせ失敗…(><)。あの手この手で攻めても手応えのある魚は1匹もヒットしませんでした。

そうこうするうちに午前中のチャンスタイムは霧消。時間の経過とともにウミタナゴやキタマクラと思しき魚の勢力が増大し、アタリ無くエサが取られるようになりました。ハリの塗装被膜はボロボロにされ、午前中に幾度となく出ていたウキを明確に引き込むアタリは消えました。

当日の潮回りは中潮で14:50頃が干潮です。潮位の低下に伴い、逆に波っ気が出て足元周辺はサラシに覆われるようになりました。海底の起伏が激しく、浅い根がそこかしこにある地形のため、凪日和の日は潮位が低い時の方がむしろ波が立ちやすいのかもしれません。

業を煮やした13時頃、一旦は見切った足元狙いに戻してみました。すると足元にもエサ取りはいますが、沖ではすぐに取られていた付けエサ(オキアミ)が数投に1回は残り、13:20頃からは完全に残るようになりました。

『厳寒期のサラシ場狙いはリスクも高いけど、エサが残るようになったのはチャンスだ!良型魚が食ってくるかも…。』そう思いながら一段と勢いを増していたサラシ場に仕掛けを投じると、おもむろに円錐ウキが吸い込まれました!!

はやる気持ちを抑えつつ、食い渋り対策の『スーパー遅合わせ作戦』を発動!!合わせが遅すぎて根に張り付かれる恐れがあるリスキーな作戦ですが、次にアタリが出たら一か八かやってみようと心に刻んでいたのです。

円錐ウキが視界から消えて数秒が経過、糸ふけがスッと伸びて竿先が曲がったタイミングで竿を起こすとガツンとヒット!!想定以上に引きが強く磯竿が根元まで曲がり込みました。ラインは一切出さず竿の弾力で踏ん張り、数度の激しい突っ込み経て海面を割ったのは念願の良型メジナでした!(^^)!

タモに収まった魚をみると、唇の皮一枚に辛うじてハリが刺さっているだけ。ハリスは根ズレでザラザラ、グレ針が伸ばされていました。まさに間一髪の釣果でした。

その後も同じポイント、同じ合わせ方で36cm、35cm、31cmなどメジナ数匹を追加できました。その一方で、合わせが遅すぎて根に張り付かれたり、一瞬で竿を伸されてハリスを飛ばされるなど、悔しいバラシもそれぞれ1回ずつありました。

30cm~40cm級のメジナは結構な数がいるが、食い込みが渋くて超繊細。今回の釣行ではそんな印象を強く持ちました。寒メジナ釣りは本当に楽しいです!

【今回の全釣果】
口太メジナ40cm1135g、36cm、35cm、31cm、30cm、尾長メジナ25cm(メジナ合計6匹)、ササノハベラ×1匹、ニシキベラ×4匹、キタマクラ(スレ掛かり)×1匹

【実釣時間】
9:00~16:30

シェアする

フォローする

TOP