5/13(月)は約1か月ぶりに釣りに行ってきました♪GW前後は忙しくて釣りに行けませんでした。
月曜日はお昼で仕事上がり。翌5/14(火)はこの週の週末に出場するM-1CUPチヌ全国決勝大会(大分県鶴見)の準備に当てるため釣行はできません。大会出発前に竿を出せるのはこの日が最初で最後のチャンスでした。(※結局悪天候で大会は秋以降に延期されました。)
半夜釣りに備えて自宅で少し仮眠を取ったのち釣り場に急行し、小潮干潮直前の18:10に実釣をスタートしました。
前日、この場所で竿を出したお客さまから『小サバの大群が入ってるよ~!』と聞いていて苦戦を覚悟していました。しかしこの日はなぜか小サバの気配は皆無。それどころか魚っ気自体がほとんどありません。最干潮で潮位が低いからなのか、それともたまたまなのか、一日違いで魚の種類や活性がまるで違いました。
まずはオキアミで様子を見るとエサが完全に残りました。小サバやクサフグの猛襲を警戒し、初めはコマセをごく少量しか打たないようにしていました。ところが生オキアミ丸残りが5投続いたところで方針変更!
逆に普段より多めにコマセを打ってみると、7投目に初めて円錐ウキにアタリが出ました!!初アタリなので慎重に間合いを見計らって合わせを入れると、想定をはるかに上回る衝撃とともに竿が胴まで絞り込まれました!!
『うわぁ~、いきなりデカいぞ!これはかなりの型物だ!』開始早々突然やって来た大物はハエ根に沿って左に突進しました。竿が伸されかけたところでレバーで態勢を立て直し、胴で矯めると徐々に寄ってきました。
一瞬水面に姿を見せたのはメジナ!しかもかなりデカいです。その後も数度の突っ込みを食らって根ズレすれすれの攻防戦が続き、無事にタモに入った時はメチャクチャ嬉しかったです!!検量すると44cm1370gもありました。
普段は難攻不落のハエ根になる部分が干潮&ベタ凪で完全露出。磯際から張り出すそのハエ根の上に乗って釣りができたことが取り込めた要因でした。図らずも低潮位の恩恵を受ける形となりました。
暗くなって以降はポツンと中型のアカエイ、37cmのクロダイがヒットした以外はクサフグが2匹。予報より早い22:30頃、ドバっと雨に降られたところで早めに納竿しました。
今回の釣行では実釣開始18:10~納竿22:30までオキアミ丸残りが継続。アタリ総数は6回でした。その6回のアタリで口太44cm、アタリ&合わせて乗らず、アカエイ35cm級、クロダイ37cm、クサフグ、クサフグの順で釣れました。アタリと根掛かり以外でオキアミが取られたことは1度もなく、齧られたのが4回。エサはすべてオキアミです。
この時期には考えられないような、寒の時期の釣りみたいな展開でした。しかし過去の記憶を辿ってみると、エサ(オキアミ)が残り続けるイマイチな状況の時のほうがむしろ一発型物遭遇率が高いような気がします。
当日のウキ下は2m~2.5m。足元主体の近距離戦です。
【今回の全釣果】
口太メジナ44cm1370g、クロダイ37cm775g、アカエイ×1匹、クサフグ×2匹