1/21(月) 最後の最後に逆転クロダイ46cm!

今月4回目の釣行となった1/21(月)は、約7年ぶりの釣り場で竿を出しました。私は現場リサーチを兼ねていろいろな場所で竿を出すことが多く、良い釣果が出ても続けて同じ場所に行くことは少ないです。

事前情報が全くない場所、初めての場所、久しく竿を出していない場所への釣行が特に好きです。リスクが高いぶん、リターン(釣果)が出た時の感激は大きいです!様々な状況に現場で即応すべく、あれこれ試行錯誤しながら釣りをするのが最高に楽しいです♪

今回の釣り場は、過去数か月以上フカセ釣りの情報はありません。良型メジナやクロダイの実績は豊富なのにノーマークとなっている現状に興味をそそられました。

スタッフKに仕事を引き継ぎ、お昼過ぎに実釣開始!低潮位で足元は海底まで丸スケのため、25mほど沖狙いでスタートしました。

開始からしばらくはエサ取りの活性が高く苦戦模様…。足元にコマセを撒くと10cm~15cm級のメジナや同サイズのウミタナゴ、クサフグが結構います。『きっと25m沖も同じ状況なんだろうな…。さてどうしようかな。』早速、試行錯誤の開始です。

ハリを小さく細くし、エサも小さく付ける方向性も検討しましたが、あくまで一発デカ判狙いが好きな性分ゆえこの選択肢は取りませんでした。『小型魚も含め最も数が多く、釣れる確率が高い魚をとりあえず針に掛ける』という方向性ではなく、『今群れている魚に交じってうごめいているであろう希少なデカ判を狙い撃つ』という方向性です。

ハリをグレ針6号から7号に上げ、付けエサを最近のお気に入り『生イキくんムキミ』に変えると初魚類がヒット!

ファーストヒットは定番のササノハベラ(*^^*) メジナ狙いではほぼ毎回釣れる魚です。続いて釣れたのはこれまた定番のクサフグ。なんだかエンジンが掛かってきました。

ところが上げ潮が効いてきた14時以降は状況が悪い方に一変!あれだけ集まっていたお魚さんの姿が消え、生体反応ほぼゼロの状態になってしまいました。

16:45までウキがピクリとも動かずまさかのアタリゼロ…。潮位の上昇とともに足元狙いに切り替え、ハリスを1.5号まで落とし、針もグレ針6号に戻すも状況に変化なし。多めにコマセを打ってもやる気なさげな小型ウミタナゴが数匹出てくるだけで、付けエサのオキアミには無反応…。このまま玉砕、そんな雰囲気にどんよりと覆われていました。

しかしここで諦めるわけにはいきません。このまま同じことを続けても局面の打開は困難と判断し、攻め方を大胆に変えることを決断しました。コマセに海水を多めに入れてゆるいコマセに作り替え、超バラケ打ち・乱れ打ちにチェンジ。狙うポイントも地方(じかた)向きの浅いほうへ変更しました。

真っ暗になるまで残り僅かです。この短時間で作戦変更が吉と出る確率は極めて低いと自覚しつつ、『でも確率はゼロじゃないんだ!最後の最後まであきらめないぞ~~!』そう自分を鼓舞していました。

そしてつにその時が来たのです!!約3時間ぶりのアタリが出たのは17時過ぎ。根掛かりのように円錐ウキが微妙に沈み、固唾を飲んで見守っていると待望の2段階アタリに発展!!ウキがス~っと視界から消えたところで渾身の合わせを入れるとガツンと乗った!!

海底めがけて一気に突進し、本能的にデカいメジナをイメージ。ハリスは1.5号なので無理はできません。ところがここで向きを変え沖に向かって走り出し、止まったところでゴン、ゴゴンと首を振って激しく抵抗しました。

クロダイっぽい引きをいなして寄せ切ると、浮上したのはやっぱりクロダイ!(^^)!まさかまさかの一発大逆転に心の底から痺れました!

今回は粘りに粘って、最後の最後に良型魚を手にすることができました。次回も最後までがんばります!!

【今回の全釣果】
クロダイ46cm1530g、ササノハベラ×1匹、クサフグ×1匹

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